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​海外での活動

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​海外での活動

  これまでに、ネパール、タイ、ベトナム、バングラデシュにおいて2008年以降毎年国際学生交流プログラムを開催しており、計45回開催して参りました。それに加えて2008年にはインドで、2011年〜2015年にかけてはインドネシア、マレーシア、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、インド、バングラデシュ、ネパール、フィリピンにおいて教育調査を実施してきました。また代表理事である関昭典教授は、これらの活動をもとに、ベトナム、ネパール、タイ、カンボジア、バングラデシュ、インドネシアで開催された国際学会(2012年〜2023年)において研究を発表しております。タイのチュラロンコン大学などに客員教授として在籍していた経験もあります。

 また、副会長の加藤大介氏は元国際交流基金ジャカルタ事務所副所長、理事の生田研一氏は元文部科学省ユネスコ協力官(SDGs教育担当)であることからも、国際交流や教育分野の知見に長けている団体と言えます。

 当機構の学生交流のコンセプトは、関代表理事が中心となって開発に取り組んでいる多文化間学生交流モデルに基づいており、アジア地域、とりわけ東南アジア・南アジアにおいて先駆的な取組と言えます。ベトナムやネパール、インドネシアのテレビやラジオなどのメディアにもたびたび取り上げられています。またMERO SATHI PROJECTと称したネパール地震復興支援緊急プロジェクト(下記に詳細あり)は、ネパール大地震後日本国内最速の支援活動として多くのメディアに取り上げていただきました。(NHKニュース「ニュースウォッチ9」関代表理事出演、NHK首都圏ニュース、東京新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞、日刊スポーツなど掲載、NHK番組「くらし 解説」内にてAAEE学生による支援の特集)。

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AAEEの学生交流プログラム

AAEEの学生交流プログラムは、学生交流を通じて参加者の多文化理解能力、多文化間コミュニケーション能力、外国語学習動機づけなど、これからの国際社会を担う若者に必要な資質を高めることを目的とした教育事業です。また代表理事や学生アシスタントが取り組みを詳細に観察し国際学会等で発表することにより、成果を世界各国の教育者、研究者と共有しています。

 参加者は日本人の学生と、プログラム開催国の学生によって構成されています。開催都度各国で参加学生を募集し、代表理事もしくは開催国で活動しているAAEEスタッフによる面接を経て参加者を決定しております。また、内容としては、日本とアジアの学生が一定期間(平均10日〜2週間)寝食を共にし、様々な課題に対して協働で立ち向かいつつ交流を深めます。参加者の多文化理解能力などを高めると同時に、将来国際社会で活躍する際に共同で取り組むパートナーになれるような深い友情を構築することを主眼としております。

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​海外活動実績

  • 2019年9月: Mero Sathi Project日本ネパール学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2019年8月: Mero Sathi Project日本ネパール学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2019年8月: VJEP2019 ベトナムー日本学生交流プログラム(ベトナム。ホーチミン市及びビンフック州)

  • 2019年2月:Mero Sathi Project日本ネパール学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2018年9月: VJYE2018 ベトナムー日本学生交流プログラム(ベトナム。ホーチミン市及びビンフック州)

  • 2018年8月: VJEP2018 ベトナムー日本学生交流プログラム(ベトナム。ホーチミン市及びビンフック州)

  • 2018年2月: Mero Sathi Project日本ーネパール学生交流プロジェクト(ネパール各地)

  • 2017年9月: Mero Sathi Project 国際学生交流プロジェクト(ネパール各地、東京経済大学と共催)

  • 2017年8月: VJEP2017 ベトナムー日本学生交流プログラム(ベトナム。ホーチミン市及びビンフック州)

  • 2017年8月: Mero Sathi Project日本ーネパール学生交流プロジェクト(ネパール各地)

  • 2017年2月: Mero Sathi Project 日本ネパール学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2016年9月: VJYE ベトナムー日本学生交流プログラム(ホーチミン、ベトナム、東京経済大学と共催)

  • 2016年8月: NJEP ネパールー日本学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2016年8月: VJEP ベトナムー日本学生交流プログラム(ホーチミン、ベトナム)

  • 2016年2月: 日本―中国―ネパール学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2015年11月: AAEE Mero Sathi セミナーin ホーチミン(ホーチミン、ベトナム)

  • 2015年10月: ベトナムの国立大学国際交流セミナー (ホーチミン、ベトナム)

  • 2015年09月: アジア学生交流プログラム2015(ネパール各地、東京経済大学と共催)

  • 2015年08月: ネパール大地震緊急支援学生交流プログラム(ネパール各地)

  • 2015年03月: ネパール水タンク設置&学生交流プログラム(ネパール各地、FIWCと共催)

  • 2014年10月: 日本-ベトナム高校生サイエンス交流プログラム2013(ホーチミン、ベトナム)

  • 2014年10月: バングラデシュ学校清掃プロジェクト2014 (ダッカ、バングラデシュ)

  • 2014年09月: 日本-ベトナム学生文化交流プログラム2014(ベトナム各地)

  • 2014年08月: バングラデシュ 学生セミナー(ダッカ、バングラデシュ)

  • 2014年03月: ネパール水タンク設置&学生交流プログラム(パルパ、ネパール)

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A.A.E.E. NEPAL

ネパールの首都カトマンズを拠点とする、2016年に設立した政府認定会社です。以下に設立の経緯を簡潔に説明します。

関代表理事は、2008年からネパールにて学生交流活動や教育支援活動に取り組んできました。その中でもっとも頭を抱えた問題が、ネパール国内の優秀な若手人材の外国流出でした。後発発展途上国であるネパールにおいては雇用の機会が圧倒的に少なく、熱心に学んだ優秀な大学生の多くが卒業後に職を得ることができません。そのため、学生は常に外国での就職や外国での就職の機会を狙っている状況です。

3年前、ネパールのとても指導熱心な大学教授(法務長官も務めた方)が「何とか優秀な人材をネパールに引き留めて国の発展に貢献させないと、この国はいつまでたっても発展しない」と力説する姿に感銘を受け、どうにか力になりたいと考えたのが会社設立のきっかけです。ネパールの学生が自国の教育の発展のために国内で活動できる場所を何とか作れないものかという思いが生まれ、構想を練りはじめました。それ以降地道に準備を続け、2016年11月にようやく政府認可をいただくことができました。ネパール国内の、主に教育分野における諸問題の分析と提言、ネパールの教育問題に関心を持つ海外の教育研究者との連携や学生の支援、学生によるイベントなどが主な業務内容です。代表であるSharad Kumar Sharma氏はその教授の教え子です。数々の国際大会で受賞経験がある逸材ですが、ネパール国内で弁護士資格をとりネパールの発展を目標に頑張って生活しています。その他A.A.E.E.NEPALメンバーは、若者中心の構成となっています。

 なお、会社設立に必要な資金はその多くを関代表理事が私費で担いましたが、今後ネパール人スタッフの自助努力を我々が見守る形で、何とか継続できるように支援していきたいと考えております。

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